月星座では「天職」は出ない。ただし参考やヒントにはなります。

月星座で天職

 

月星座と天職についての解説です。
一部には月星座を天職と見る例があるようですが、「月星座は天職の判断に難しい」と私はみています。

 

月星座では「天職」の判断は難しい

月星座は感情やプライベートなどを意味する星座です。一方、誕生日からわかる太陽星座は人生や方向性を意味しています。

月星座は個人のホロスコープで重要な要素ですが、仕事や人生で自らを社会へ打ち出していくことを考えると、月星座は天職という観点から見ればやや離れています。

どちらかと言えば、月星座はプライベートな感情であり、仕事で打ち出すにはやや厳しい面があります。仕事で使っていくというよりも親しい人に見せる素直な顔、自然な感情というと分かりやすいはずです。

むしろ太陽星座の方が適任です。

(自己表現を意味する5ハウスは獅子座のハウスです。太陽は獅子座の守護星であり、獅子座が社会や仕事で目立つ傾向にあるのは1つにこのルーラーの意味が関係しています。4ハウスは蟹座で月がルーラーになります。4ハウスは家庭や居場所などを意味します)

 

なぜ月星座では天職が出ないのか?

簡潔に申し上げると、月星座は主役ではないからです。
人生の主役は太陽星座であって、月星座は主役ではないからです。

太陽が自分の人生を輝かせる場所であり、自我やプライドです。
社会的な自分、公的な自分と言うのが適当かと思います。

月の星座は感情であり、心の部分であり、親しい間柄や気を抜いた時に見せる姿です。
太陽星座よりも繊細であり、社会に対して前面に押し出していくには弱いものがあります。

そのため天職を見る際には「太陽星座などの要素」を見ます。月星座も先程述べたように見るのですが、それほど重視はしません。
また鑑定で見られるケースでは、一部には月の要素で天職を選ばないほうが良い人がいます。

月星座はプライベートな顔として癒す対象、自然にしている時の自分として見るほうが良いでしょう。人生や仕事で輝かせるのは太陽星座です。

 

月星座と太陽星座が同じ場合

太陽星座と月星座が同じ場合、つまり太陽星座牡牛座で月星座が牡牛座のような場合。
この場合も太陽星座などの要素を見ていきます。

このタイプは

  • 太陽星座の意味する人生や仕事
  • 月星座の意味する感情や心

が一致するため、葛藤や緊張、対立や混乱が少なく生きやすい人生を送る傾向です。(その一方で、太陽と月が同じ星座であるためその星座の特徴が協調されます)

そして、この太陽星座と月星座がコンジャンクションまたは同じサイン(星座)にあるほうが自分の天職をする上で大変都合が良くなります。
これは仕事や人生の方向と自分の感情に齟齬が生まれないことが理由です。

太陽と月のハードアスペクト(90度や180度など)があると分かりやすいのですが、このタイプは仕事や人生で葛藤が生じる傾向にあります。
それと比較すれば太陽星座と月星座が同星座の方は、「裏表の少ないその星座らしい人」として生きやすい傾向です。

 

ただし月星座には重要な要素があり、天職を知る参考やヒントになる可能性があります

ただし一部の星座の方には月星座が天職を知るヒントになっている場合があります。月の星座が太陽星座に大きな意味を与えている場合、天職や人生方向に影響を与えます。

この場合は天職またはその人の生き方を知るにあたって月星座を理解する必要があります。月星座と天職や人生の方向性を知ることが最も生きやすく過ごせるのではないかと思います。

月星座は全ての人が必ずしも天職を知る上でヒントになるわけではありませんが、月星座は太陽星座に影響を与えている例があることを知っておくと良いでしょう。

 

 

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